年中行事

年中行事

● 一月一日
元旦祭
●   二日
年賀祭 
61、70、77、80、
88、90、99才
●   三日
厄祓  
男25、42、61才 
女19、33、37才
*厄年の年表はこちらをご覧ください。
● 二月三日
節分祭
● 二月十一日
建国記念祭及び祈年祭
● 旧二月初午
初午祭
● 二月二十三日
天皇誕生日
● 五月二十九日
報国神社慰霊祭
● 七月(第四土曜日)
夏越の大祓(輪くぐりさん)
● 十月(第四日曜日)
例祭
● 十一月十五日
七五三祭
● 十一月二十三日
新穀感謝祭、伊勢参り
● 十二月三十一日
大祓
二月十一日 建国記念祭及び祈年祭
二月十一日 建国記念祭及び祈年祭
五月二十九日 報国神社慰霊祭
五月二十九日 報国神社慰霊祭
七月(第四土曜日) 夏越の大祓(輪くぐりさん)
七月(第四土曜日) 夏越の大祓(輪くぐりさん)

随時

●結婚式 ●厄除祈願 ●安産祈願 ●神棚祭 
●初宮詣(男32日 女33日) ●地鎮祭 ●誕生詣 
●上棟祭 ●十三詣
●新宅祭 ●家内安全 
●竣工祭 ●交通安全 ●宅神祭(家祓) 
●学業成就

例祭について

令和5年度の秋祭りの日程は下記の通りです

10月21日(土)前夜祭
10月22日(日)当日祭(例祭)

秋祭りとは

神社で一年に一度行われる特別な祭りを「例祭(れいさい)」と言います。例祭と大祭を合わせて「例大祭(れいたいさい)」と呼ぶこともあります。大頭神社では秋祭りが例祭に当たります。現在例祭は10月の第四日曜日に斎行していますが、以前は旧暦の9月28日に行われてきました。当社の秋祭りはありがたいことに多くの参拝者で賑わいます。いつも地域の皆様方の多大なるご協力を賜り心より感謝申し上げます。 この秋祭りですが、そもそも何が始まりでどのような意味があるのでしょうか。

秋祭りとは 写真1
秋祭りとは 写真2
秋祭りとは 写真3

嚴島神社と神鴉について

宮島に御鎮座地を探されるにあたり、この島を治める佐伯鞍職(さえきのくらもと)に神勅が下りました。鞍職は大神様が高天原から連れてきた神鴉(ごからす)の先導のもと、御祭神と共に島の浦々を巡り、現在地を選んで御社殿を建てたのは、推古天皇御即位の年(593年)であると伝えられています。
嚴島神社では御島巡式が行われています。これは嚴島神社の祭神が鎮座の場所を探して、浦々を巡幸されたこと由来する神事で、浦々に祭られている神社を船に乗って島を右回りに巡拝します。養父崎浦の沖に行くと、海上に御幣と粢団子(しとぎ団子・米の粉を海水で練った団子)を供えます。すると2羽の神烏(ごがらす)が出てきて、団子をくわえて海岸のすぐ側に祭られている養父崎神社の方に持ち帰ります。毎年5月には当社もこの神事に参列しています。

嚴島神社と神鴉について 写真1
嚴島神社と神鴉について 写真2
嚴島神社と神鴉について 写真3

さて、大頭神社では旧暦九月二十八日(秋祭り)に四鳥(しちょう)の別れと呼ばれる特殊神事を斎行してきました。
嚴島の神烏(ごがらす)四羽が飛来し、御烏喰式(おとぐいしき:神烏にお供えをする儀式)を行った後、親烏二羽は紀州熊野に帰り、子烏二羽は嚴島の弥山に残って、次の一年間の祭りを享けました。これにより大野は古くから別鴉郷(べつあのさと)と呼ばれてきました。

地名
 松原直房(なおふさ)書
大頭神社縁起書(廿日市市重要文化財、天保14(1843)年 大頭神社 神職 松原直房(なおふさ)書)
神事 写真1
神事 写真2
神事 写真3
神事 写真4

例祭の後、山の中腹にある神鴉(ごがらす)神社に行き、神事を行います。
烏喰いがあがった時は、祈願が神意にかなったと喜び、反対の場合は神が祭りを享けられなかったと、不吉な予兆の如くに考え、さらに禊をして、神意に叶うまでこれを繰り返します。

神事 写真5